IE9ピン留め
眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎


1765年11月、水の都ヴェネツィアで評判の高い医師が謎の死をとげた。この医師の子孫の多くが、同じような病で命を落としていく。呪い、疫病、脳炎、性病、奇病と、さまざまなレッテルを貼られながら・・・共通しているのは死の数ヶ月前から眠れなくなること。
数世紀を経て20世紀も終わりかけた頃、この致死性不眠症の原因が、羊たちに流行した震え病であるスクレイピー、パプアニューギニアの部族を襲ったクールー病、そして世界を震撼させた狂牛病と同じく、殺人タンパク、プリオンとわかったが、治療の目処はつかない。
そうこうするうちに、アメリカの野生の鹿に似た病気が蔓延、新型クロイツフェルト・ヤコブ病の拡大が噂される中、殺人タンパクの起源を辿るうちに、80万年前の人類の「食人習慣」の事実にたどりつく・・・「事実は小説よりも奇なり」を地でゆく、驚きのストーリーである。
このプリオン病、タンパク質の遺伝子の折りたたみ方が変わるだけで発現する。散発的に発生し、同時に遺伝する。そして、食物連鎖で感染もするというやっかいなもの。
人間にとって「食人」がタブーになったのは、このプリオン病のせいかもしれない、などとも思える、色々な示唆に富んだドキュメントである。
あまりのおもしろさに、仕事の待機中に一気に読んじゃいましたよ。
眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎
# by hajime_kuri | 2012-01-14 21:36 | ドキュメント | Trackback | Comments(1)
バイクに搭載、ポータブルナビ


バイクや車や自転車で使えるポータブルナビで、なおかつ防水のものを探していた俺がついに購入に踏み切った商品がこれ。

我が家は普通車・軽自動車・自動二輪・自転車があるが、どれにもナビは付いていない。実は半年ほど前に、知人の通夜に向かう際、会場がわからずに彷徨したあげく、通夜終了後の、親族だけで明日の葬儀の打ち合わせをしている席に遅ればせに参上するという、ほろ苦い体験をして、「やっぱりナビ要るよね」という結論に達していたのであった。
で、バイク便の仕事をするにあたり、バイクにも搭載できるポータブルナビを買おうと言うことで、これを購入したわけである。

いやもう、これで十分ですわ。
GPSも本格的で、ユーザーの中には山歩きに持参する方も多いらしい。
実は、iPhoneアプリでもポータブルナビがあってナビ機能はかなりのものだけど、ガイドブック機能などのフルオプションがそろっているのは専用機ならではだ。
今は、ちょくちょく持ち出しては、楽しんでいる。

SONY パーソナルナビゲーションシステム U37 ブラック NV-U37/B
# by hajime_kuri | 2011-10-29 09:15 | 二輪 | Trackback | Comments(0)
うつ好転
本日、通院して、新しい職場になれてきても快調が続くなら少しずつ薬を減らしましょうということになった。
以前は、自分の判断で急に薬をやめていたが、今回は医師の指示に合わせて、薬量を漸減するつもり。まったくやっかいな病気だが、「しょうがねえよな」と気楽に呟ける今の俺である。
ついでに、二輪の二年点検を予約してきた。
今回は、バッテリーからシガーソケットを増設してもらうという、魔改造も合わせて頼んだ。
ポータブル・ナビをバイクに搭載しようという野望である(ニヤリ)
# by hajime_kuri | 2011-10-14 17:19 | 日常 | Trackback | Comments(2)
顧客回りテスト
今日は、昨日作った顧客回り用に設定したコースで、地図で場所を確認しながら走ってみた。
場所的には、ほとんど知っている場所なので、あらためて、ここが依頼先なのね、と言うことを確認して回ったようなものである。
印刷会社が多いのは業務上予想がついた。俺がいた広告代理店などは、メディアへの電子送稿が当たり前になってきたので、バイク便などは滅多に使わなくなったが、印刷会社はまだ頻繁に使うようなのだ。受託先バイク便の営業に言わせると、電子送稿は「商売敵」というところらしい。
最近は、医療系の「検体」とか「薬剤」の緊急配送にバイクが使用されるケースがあるらしい。
本日の走行距離的には、130キロ程度。
肉体的には疲労したけど、心理的には苦しさは無い。
ま、走ってれば気分はいいしな。
「うつ」だった俺には、これ重要。
前の勤務先は、肉体的には楽な仕事だけど、企業風土としては「苦しさ」は感じていたからね(苦笑)。
ちょうど、「車輪の下」(ヘルマン・ヘッセ)で心を病んで神学校を退校した主人公ハンス・ギーベンラートが、単純な農作業で心地よい疲労を感じて癒されるようなものだな。

嫁には、当面の収入は失業給付程度しか無いけど許してね、と言ってある(殊勝な俺)。
で、ボーナスの代わりは、俺の原稿料だ、と言えるように頑張りたいものである。
# by hajime_kuri | 2011-10-07 20:30 | 二輪 | Trackback | Comments(2)
コース設定をした
先日、ボックスをつけての実際の走行チェックが終了した。
後は受託契約をするのだが、その後に、実際のクライアント先を回る走行がある。15件の住所を渡されて、1日で巡回するコースの組み立てをしてみるように指示あり。
ということで、本日、最新の地図を購入してコースを設定した。週末を利用して、三回ほど回っておこうと思う。
定年まで本当なら後7年、いよいよ、これを仕事にするんだなあ、と感無量。
ただ、この仕事自体は定年がないそうなので、走れるうちは働けるわけではある。
待機の時間が多いので、無駄にしないように、せいぜい原稿とか書こうと思う。
この原稿を書く時間を持てるというのは、前職でのデスクワーク時代にはなかったことだ。
「うつ」がひどくなって会社を辞めい、ほぼ半年。ようやく職に就くことができるようになった。
この歳で、配送ライダーというのも、不思議だが、新たな気持ちで、前へ進もうと思う。
# by hajime_kuri | 2011-10-06 21:04 | 二輪 | Trackback | Comments(0)
就職するかもしれない
というか、お前失業してたのかよ、と突っ込まれそうですが、実は5月いっぱいで勤務先を退職して療養していました。
「うつ」がひどくなっていたわけですね。一番の原因である、勤務先を退職することにして、現在は、劇的に健康になりました(苦笑)
先月からちょくちょくと職探しをしておりましたが、いまどき50歳を過ぎたWEBディレクターは、どんな会社でも要らないみたいですな。
確かに、30代のボスなんかがいるところで、50代は使いづらい。
また、「うつ」を病んでた俺にしても、もう半年とか1年とか続くプロジェクトの管理などうんざりですし、リスティング広告の運用やレポートのような重箱の隅を楊枝でつつくような仕事も願い下げです。ということで、これはもう何かを開業するしかないだろうと、たまたま手元にあった自動二輪を持ち込む業務委託の形でバイク便のライダーをしようとしています。実は先日、面接をして契約の詳細を聞いてきました。
儲かる仕事ではありませんが、俺の場合、嫁と共働きなので、わがままを言わせてもらおうと思っています。
意外だったのは、コアとなるライダーの年齢層は実は40代で、俺の年齢も珍しくなく、中には70台で年金もらいながらライダーやっている高齢者もいるとのこと。
俺の場合、待機の時間に小説も書けるし、まあ、合っているかな・・・。
結論は来週早々ですが、決まれば、俺の肩書は「WEBディレクター」とかなどではなく、「ライダー」になります(苦笑)。
# by hajime_kuri | 2011-10-01 23:26 | 二輪 | Trackback | Comments(3)
やらせシンポジウム問題
つい数か月前まで広告会社に勤務していた当事者として発言すれば、「シンポジウム」「セミナー」などは、観客・読者・視聴者などに向けての一つのプレゼンテーションである。
冒頭のあいさつから始まり、問題の提示から論の展開、結論の落としどころまで、すでにストーリーは決まっている。
パネリストやゲストの選択段階で、すでに結論は決まっていると言ってよい。
質問者まで仕込みと言うのは確かに露骨だが、現実のプロモーションや広告活動の世界では、インターネットの書き込みや、コメントまで、「やらせ」は当然になっている。
だいたい、気のきいた業者なら、フリーのメールアドレスで、100人や200人の架空の個人を用意している。
その架空の個人で、特定商品やサービスのコメントやレビューを好意的に書き込めるわけである。
つまり、この世の中は、嘘っぱちばかりなのである。
# by hajime_kuri | 2011-07-30 19:13 | 広告・SP | Trackback | Comments(2)
「貧血症気味の薔薇―アネミックローズ」真崎 建三


凄まじい過去を持つ佳人・白河美貴。彼女を姉のように慕う同類の少女・早坂純。美貴を愛した原田裕司は致命的な欠陥と破壊的な力を持つ彼女達を狙う暗黒組織にコルト・カヴァメントを握りしめ絶望的な戦いを挑む。と案内されているけど、実際は彼が使うのはリボルバーである。
1996年の作品。ハードボイルドでなおかつロマンスという作品で、アクションシーンの描写は光っている。特に夜の描写は作者独特の美学が感じられる。キャラクターも魅力的。
美貴と純、二人の美しく破壊的な恐ろしさと同時に脆さも感じられる吸血鬼を愛してしまった男を主人公にした作品で、当時、バンパイアストーリーにちょっとしたイノベーションを起こした作品である。面白さは保証する。
バンパイア物語は、色々な作家を魅了するテーマで、さまざまな作品が存在するが、その凡百のストーリーの中で、従来のものに対してイノベーションを起こすほどの作品は滅多にない。それだけに貴重で魅力的な作品である。
実は、今、吸血鬼もののストーリーを考えているのだが、過去の作品との重複やネタ被りを防ぐ意味で、今まで読んだ作品を読み返している最中で、いわば個人的に「吸血鬼まつり」開催中なのである(苦笑)。

貧血症気味の薔薇―アネミックローズ
# by hajime_kuri | 2011-07-21 07:48 | SF | Trackback | Comments(0)
「QED 諏訪の神霊」高田崇史


高田崇史のQEDシリーズである。
諏訪地方で七年に一度執り行われる奇祭「御柱祭り」、千二百年続く「御頭祭」、この二つの祭りの起源や謎を探りながら、同時に連続殺人事件の謎を解くという仕掛けのミステリーである。とはいえ、このシリーズの常で、むしろ歴史の謎を解いていく方が重点で、そちらだけで十分おもしろい。もともと諏訪地方は、縄文の臭いを色濃く残す歴史の町だが、個人的に、ここ二十年以上毎年数回訪れている町なので、「そうそう、そうだよな」とか、「ここはまだ行ってないよ」という体験と併せて実に楽しく読んだ。
たまたま、自分の娘と諏訪大社とミシャグジ信仰の関係を調べていたところなのでいいタイミングで出会えた本である。
しかし、毎度のことながら、このシリーズの登場人物たちは、事あるごとに酒を飲み、温泉に入り、史跡を歩く。うらやましい身分であるよ。
QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)
# by hajime_kuri | 2011-07-15 15:38 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
「完全・犯罪」小林 泰三


ホラー小説の名手・小林泰三の短編集である。
五編のうち四編が一人称、さらに残りの一編も語りの視点は一人称だ。なぜなら、今回のこの五編の作品はすべて主人公の主観が物語の進行にあわせて揺らいでいく様子こそが眼目になった作品なのである。
読んでいるうちに軽い目眩を覚えてくる。展開は少し強引だが魅惑的な作品集である。
この主観の揺らぐ雰囲気は、夢野久作を思わせる。特におすすめは「双生児」かな。

完全・犯罪
# by hajime_kuri | 2011-07-08 11:27 | ホラー | Trackback | Comments(0)
ブログ投稿数とメンタルの傾向
最近気づいたことだが、俺の「うつ」の状態がひどい時は、脳味噌の活動も低下気味で、読書もしない映画も見ないという状態になる。ブログの投稿数も低下気味で、投稿数と、メンタルの調子が正比例しているようだ。
現在療養中なのだが、一日のリズムを崩さないことに専念している。
リズムが崩れると、持ち直すのに大変な時間がかかるからだ。
なかなか、やっかいである。
# by hajime_kuri | 2011-06-20 23:04 | 日常 | Trackback | Comments(0)
旅先で映画のロケに遭遇


霧ヶ峰のビーナスラインを走っているときに、グライダーの滑空場に軍用車両らしき影発見。
光学ズームで拡大して撮影したものがこの写真である。
撮影はしなかったが、実物大のゼロ戦らしき影もあり。
映画のロケであろうと思った。
帰宅後、ネットで調べたところ、東映の正月映画「連合艦隊司令長官 山本五十六」のロケと判明した。

6月30日には、私の地元の明治村で、昭和14年の日比谷を再現してロケがあるらしい。
ちなみに山本五十六は役所工事さんとのことである。
# by hajime_kuri | 2011-06-20 22:58 | 映画 | Trackback | Comments(2)
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