「格闘技「奥義」の科学―わざの真髄」(吉福 康郎) ブルーバックス
2004年 04月 01日
神秘と伝説のベールにくるまれていた、「奥義」。
例えば、手を触れているだけで相手を飛ばす「寸勁」は、気ではなく技術であることを科学的に解明していく。また、空手の蹴りとキックボクシングの蹴りを、「突く」と「叩く」の違いで明らかにしたり。これは武道・武術修行者でなくとも目からうろこが落ちる面白さ。
ましてや、武道をやっていた、やっている人には必読でしょう。以下が内容↓
目次
第1章 突きと蹴りの奥義
第2章 投げの奥義
第3章 あたりの奥義
第4章 押しと突っ張りの奥義
第5章 デモンストレーションの奥義
第6章 受けの奥義
第7章 組み手の奥義
終章 最強格闘技は存在するか?
また作者の吉福氏には、「最強格闘技の科学―最新スポーツ・バイオメカニクスが教える“強くなるコツ”」という本もある。これもまた面白い。
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作者・栗林元は小説を書いています。よろしければお読みください。(Kindle版です)
1988 獣の歌/他1編・栗林元
神様の立候補/ヒーローで行こう!・栗林元
盂蘭盆会●●●参り(うらぼんえふせじまいり)他2編・栗林元薔薇の刺青(タトゥー)/自転車の夏・栗林元
by hajime_kuri
| 2004-04-01 21:17
| 自然科学