「読書記録」を中心に、読んだ本、見た映画の記録、書評、ブックガイド、その他日常の徒然ね。


by hajime_kuri

「イタリアの夢魔」(渋沢 龍彦)ランティエ叢書(角川春樹事務所)

a0003784_232942.jpg旅というものは、その土地についての歴史等を知っていればいるほど楽しい。ましてやその土地が長く憧れ続けた場所であるならば…。
碩学・渋沢龍彦が、それもイタリアを旅した際のエッセイである。もともと発表されるつもりの無かった日記である。庭や建物や絵画や陽光や風などに想起された、自由に羽ばたく彼の知識に酔えばいい、という本である。
また、この本の装丁や製本がいいのだ。文庫サイズでハードカバー。かっちりとした堅さと重さが掌に気持ちいい。本当に角川春樹はこういう本を所有する喜びを知っている。
内容は以下の目次で判断していただこう。

1 シチリアへ
2 ゆがんだ真珠
3 迷宮
4 饗宴
5 イタリア日記

これを読んで、ますますイタリアに行きたくなった俺である。
渋沢龍彦って本当にいかしてる。
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by hajime_kuri | 2004-05-06 23:30 | 紀行 | Comments(0)