「読書記録」を中心に、読んだ本、見た映画の記録、書評、ブックガイド、その他日常の徒然ね。


by hajime_kuri

俺の闘病記 7

a0003784_7182.jpg糖尿病が悪化し、インスリンの効きが悪いまま、ベイスンなどの糖吸収遅延薬などを服用し続けると、細胞内でブドウ糖のエネルギーが有効利用されないため、脂肪を分解して利用し、その結果、血液中に ケトン体 という脂質の代謝産物がたまって、 ケトーシス という状態におちいる。ケトン体は 強い酸性の物質のため、 血液が過度に酸性になり、重症な場合には昏睡状態におちいることもある(これを糖尿病性ケトアシド-シスという)。いわゆる成人病のインスリン非依存型糖尿病ではなりにくいとされているが、俺はなってしまったようだった。急激に体重が落ちていく。
このケトン体が体内に増えると、インスリンはますます働きにくくなる。
このケトーシスは、糖尿病でなくとも極端なダイエットでも起きるから、ダイエットしている人は要注意だ。
話題の低インスリンダイエットは、このケトーシス状態を危険の少ない程度に興すモノと考えていいだろう。
ケトーシスになると、以下のような症状になった。
・いつも眠い
・疲れやすい(というかいつも甚だしく疲れていた)
・抵抗力がなくなり病気ばかりした
・傷の治りが遅い
仕事のパフォーマンスは下がるし、なにもかもが億劫になる。俺は、ウツ病になった。
ただ、今にして思うのは、ウツになって何もかもできなくなって糖尿が悪化しケトーシスになったのかもしれない。相乗的なものなのだろうと思う。
間違いなく言えるのは、入院までの一年間は完全なウツで、抗うつ剤を処方されながら、無理矢理勤務を続けていたわけで、この一年間が糖尿病をとことん悪化させたということだ。
ウツ病も、糖尿病も傍目にはただの「なまけもの」にしか見えない。俺の場合は「家族」と「勤務先」のそんな視線に耐える数年間でもあった。子供や家族がいなければ、死んでいたかもしれない。
ウツ的傾向のある人でなおかつインスリンの効きが悪い人は注意が必要だろう。
※(写真)入院前の1年間、毎朝、名城公園のお堀で20分近く逡巡してから、気力を振り絞って出勤していた。

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作者・栗林元は小説を書いています。よろしければお読みください。(Kindle版です)

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Commented by qsso at 2004-06-05 07:51
闘病記!
(不謹慎かも知れないけれど)なかなか面白いです。
すくなくとも、なかなかためになるなぁ~

ボクもバイクレースをやめたあと
激太りしたのに、驚いて
野球、マラソン、ウエイトトレーニングやってま~す
トレーニング方法とか
面白いのがあったら、また、ご紹介下さい。

ボクは、小さい頃、柔道をやっていたので
またやりたいのです……
Commented by hajime_kuri at 2004-06-05 17:09
>不謹慎
いえいえ、それが闘病の極意では。
入院中も、同室の人に気づかれないよう、ベッドで腹筋(笑)
同室の人たちは、「白内障」とか「前立腺ガン」とか、笑い事じゃない人たちばかりで、神経使いましたよ。
柔道とかいいですね。
私も、少林寺の道院探したんですが、近所のは子供ばかりで、教える側に回ってしまうと、冬など風邪引いてしまいます(笑)
今後は、自転車のこととか、書いていくつもりです。
よろしく。
Commented by qsso at 2004-06-07 05:35
楽しみにしてま~すv

ボクも…ガンの患者さんたちと同室させた頂いた経験がありまーす……ホントショックでしたが……
いろいろ良い勉強をさせていただきました~
by hajime_kuri | 2004-05-26 07:19 | 糖尿病 | Comments(3)