「読書記録」を中心に、読んだ本、見た映画の記録、書評、ブックガイド、その他日常の徒然ね。


by hajime_kuri

「たたり」(シャーリー・ジャクソン)創元推理文庫

a0003784_221614.jpg幽霊屋敷と噂される〈丘の屋敷〉。心霊学者モンタギュー博士は三人の協力者を呼び集め、調査を開始した。迷宮のように入り組み、彼らの眼前に怪異を繰り広げる〈屋敷〉。そして、一冊の手稿がその秘められた過去を語りはじめるとき、何が起きるのか?
傑作中の傑作である。ヘルハウスものの古典。幽霊屋敷調査に訪れた一行を襲う怪現象。
しかし、読みようによってはすべて登場人物たちの幻覚ともとれる。この曖昧な不安がすごい。
エリーナという不幸な生い立ちのエスパーが主人公だが、この人物の掘り下げがうまい。だまされたと思って買うべし。再読・再再読に堪える家宝のような作品だ。私は毎年1回は読むことにしている。
ホラーの教科書。俺はハヤカワから出ていた「山荘奇談」というタイトル時のものを読んでいる。
映画「ホーンティング」の原作だが、個人的にはロバート・ワイズ監督の「たたり」が一番だな。原作の恐怖感がよく出ていた。
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作者・栗林元は小説を書いています。よろしければお読みください。(Kindle版です)

1988 獣の歌/他1編・栗林元

神様の立候補/ヒーローで行こう!・栗林元

盂蘭盆会●●●参り(うらぼんえふせじまいり)他2編・栗林元

薔薇の刺青(タトゥー)/自転車の夏・栗林元
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by hajime_kuri | 2004-06-17 22:17 | ホラー | Comments(0)