「読書記録」を中心に、読んだ本、見た映画の記録、書評、ブックガイド、その他日常の徒然ね。


by hajime_kuri

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a0003784_17298.jpg 俺的には、戦争映画の傑作である。
 太平洋戦争の激戦地ガダルカナルを舞台にしている。隊をたびたび離脱する二等兵ウィット(ジム・カヴィーゼル)。彼やウェルシュ曹長(ショーン・ペン)が所属するC中隊を率いるスタロス大尉は、部下たちの命を守ることに心をくだく人物。
 日本軍がたてこもる丘を出世のために占領したいトール中佐(ニック・ノルティ)に対し、スタロス大尉は無謀な前進を拒絶。その頃、隊は日本兵のトーチカを突き止めることに成功。丘攻略を目指して激しい攻撃を開始する…。といった内容のストーリーはある。が、この映画の描くのは戦闘でも戦略でもない。「戦う、殺す、殺される」という人間のいわば原罪に直面した兵卒たちが、ある者は心を病み、ある者は感覚を麻痺させてそれに慣れていくところを描いている。
 脱走常習者のウィットは冒頭、平和で美しいポリネシアの島に隠れている。が物語の中盤、彼が再び訪れたそのパラダイスは、争いで人々が互いに背を向け合っていた。つまり、「互いに争う」ということは人間の逃れられない「業」なのである。パラダイスなどないのだ。
 主人公と思われたウィットは終盤自ら選んだかのように戦死する。そして、心を病むほど弱くなく、心を麻痺させてしまうほど絶望しきれないウェルシュこそが、この映画の主役であることがわかる(わかる観客は少ないかもしれないけど)。
 彼は、この人間の「業」に絶望して死のうとはしない。心を麻痺させ眼をつぶろうともしない。その痛みを「痛み」として「しっかり見つめよう」とする。少なくとも、それが「痛み」として感じられるうちは人間に絶望しないぞ、という映画なのである。
 映画の中には、この「痛み」を感じなくなっている登場人物も出てくるから、そのテーマは明白でしょう。こんな作品を作って公開するからアメリカは映画大国なのである。
 ということで、同じ時期に公開された「プライベート・ライアン」と比較して、「つまらない」なんてほざいた連中は、自分の馬鹿さ加減を宣伝したようなもんですな。
 「プライベート・ライアン」は人間の「業」になど思いを馳せない「七人の侍(欧州戦線版)」なのだから、そもそも比較してはいけない作品なのだ。
 この作品のように内省的で哲学的な戦争映画といえば、シドニー・ポラックの「大反撃」(これも傑作)ぐらいである。「地獄の黙示録」も比較されやすいが、「黙示録」の方は、「これはただの戦争映画ではありません!」と作品全体が大声で喧伝しているようなところがあり、大人げないなと感じてしまう。
 また日本軍の描写が正確で、偏見が一切無いことも特筆できる。少なくとも一「兵卒」達は敵味方の区別無く、「被害者」なのだということがひしひしと伝わってくる。
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作者は小説を書いています。よろしければお読みください。(Kindle版です)

1988 獣の歌/他1編

神様の立候補/ヒーローで行こう!

盂蘭盆会●●●参り(うらぼんえふせじまいり)他2編

薔薇の刺青(タトゥー)/自転車の夏
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by hajime_kuri | 2004-03-28 17:30 | 映画 | Comments(3)
a0003784_233453.jpg 千里眼シリーズの七作目であり、マジシャンシリーズを取り込むような形で展開する。
 お台場に作られた一大カジノの試験運用会場が、島ごとテロリストに占拠される。作者お得意の大風呂敷をはじめとして、突っ込みどころの多い作品だ。でもやっぱり一番の突っ込みどころは主人公のスーパーレディ岬美由紀だろう。
 防衛大学出身、航空自衛隊幹部候補生からF15Jイーグル戦闘機パイロットを経て、現在は「千里眼」の異名を取る臨床心理士(カウンセラー)って書いているだけで苦笑い。
 でも、いったん読み始めるや、とにかくやめられない。
 極めて辛口の俺が、松岡圭祐の本は、全部「自分で購入」して読んでいるのが何よりの証拠だ。
 このシリーズは、昔夢中になった、「ウルフガイ」とか「ゾンビーハンター」とか、「魔獣狩り」といったシリーズを彷彿とさせる。ページを繰らせる力とでも言えばいいか。
 また格闘オタクの俺には主人公・美由紀が中国拳法の達人という設定もうれしい。でも文章で表現されたアクションはおそらく素人にはちんぷんかんぷんでしょう。旋風脚とか騰空擺蓮とか書いても伝わるのは雰囲気だけだ(伝わる俺の方がある意味おかしい・笑)。
 で、岬美由紀がしばしば披露する得意技・旋風脚(シュエンフォンジアオ)というのがこの写真。筆者(俺)自らがモデルとなりました(撮影・息子)、憧れて練習しましたよ。ビデオを手本に一人練習(←ホーリーランドかよ、俺)↓

 回り切れていないとか、低い、とか突っ込みどころの多い写真ですが、46歳のハゲオヤジがやってることですからお許し下さい。


千里眼/マジシャンの少女小学館文庫←アマゾンへGO!
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by hajime_kuri | 2004-03-24 23:27 | ミステリ | Comments(0)
最近ではそうでもないけど、昔は医院で処方された薬ってのは何が何だかわからないものが多かった。今は、しっかり説明してくれるけど、「○○の症状を緩和するA、Aの刺激から胃の粘膜を保護するB、Bの副作用の吐き気を押さえるC、Cの副作用の便秘がひどいときはDを飲んでください」っと俺ら薬漬けじゃないか(笑)。

で、実は私は2年ほど前「うつ」をやってて、パキシルという抗うつ剤を処方されてました。で、どんな薬なのか知りたくて、こんなサイトを見てました。
SSRI'S HOME PAGE(新世代抗うつ剤PROZAC総合情報サイト)
抗うつ剤って確かに効く。つまらないことは気にならなくなり、すこし元気も出るんだが、重要なことも気にならなくなったり、やたら眠くて、駅乗り越したりと、今思えば、よく休まずに勤務し続けたものだと思う。で、「うつ」解消のきっかけは糖尿病の入院二週間で、体からケトンが抜けたら(ケトーシス状態だったわけです)すっかり気分が好転しました。抗うつ剤要らなかったじゃないか(笑)。
今は、投薬だけで血糖値をコントロールしている健康体です。(一時はインスリン注射してました)
ということで、私は毎日二種類の薬を飲んでいるが、中高年になってくると、肝臓やら膵臓やら心臓やらで、誰もが何種類かの薬を飲んでいるだろう。で、自分が今飲んでいる薬が、いったいどんな薬なのか、知りたいときにこんなサイトを利用している。
ドラッグマニア@トータルライフケア
お薬110番
お医者さんも、いい加減には処方できない時代になったわけである。
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by hajime_kuri | 2004-03-24 10:50 | WEB | Comments(0)

爆撃機の鼻面を飾るセクシーな女性達のイラスト。それがノーズアートだ。
このサイトでは、過去のノーズアートを掲載している。
イラスト風、カートゥーン風など、ミリタリー趣味の方には楽しめるだろう。
かくいう私も、スクーターの鼻面にノーズアートが入れたくて、色々参考にした。
車やバイクのカスタム野郎は見ておくといいよ。↓
Nose Art

こちらは、ノーズアートの本。

Vintage Aircraft Nose Art (Motorbooks Classic)
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by hajime_kuri | 2004-03-23 11:00 | art | Comments(2)

 って、また自作(笑)
書き上げたけどなかなか発表する場のない作品です。
ホラー小説のつもりで書いていたのだが、どちらかといえば「奇妙な味わい」という作品系統だろうか。昨今のコンテストではなかなか受けない作品だ。
最後にちょっとしたどんでん返しのような仕掛けがしてある。
私には珍しく、少し技巧を凝らした作品。
PDAでの読書にも対応させてある。
少年時代と現代と二つの時間を交錯させて後半は加速度的にサスペンスが盛り上がる。
ちょうど三年前に書いたもので、自分としては「うつ」がかなりひどかった時で、パキシル(選択的セロトニン再取り込み阻害薬=SSRI、抗欝剤)を医者から処方されてたぐらいです。読み返すと、当時抱えていた不安(根拠はない、それが病気たる由縁)が濃厚に反映していて面白い。
うつ病患者の書いた小説と思って読んでいただくと、うつ病に対する偏見がなくなるかもね。枚数は60枚弱。15分で読めます。
著作権は私、栗林に帰属しております。無断の転載、引用、二次利用、投稿などは固くお断りします。
↓では、作品の入り口へどうぞ。
「毛布の下」
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by hajime_kuri | 2004-03-19 23:45 | 俺の作品 | Comments(7)

 自分の「大東海写真館」から転載した記事です。

 現在は、資料館となっている発電所です。
ダムではなく、自然の落差を利用して、導水管からの水に水車を回させるという仕組み。
明治44年竣工。昭和49年までは現役の発電所でした。
この大規模な建物が、鉄筋ではなく煉瓦造りということがまず驚かされます。
窓のアーチなどは、おしゃれのためではなく構造上必要なためなのでしょう。


傍らに立つ、さらに小さな放水口発電所。放水口の落差7メートルを利用して発電してました。


大正6年。  →
人が少ないのも俺的には好きなポイントです。





↑本館発電棟の発電機と水車。窓の柔らかなアーチが俺的にはポイント高いなあ。

水道もの、道路ものと並んで保存状態のいい電力もの。やはりインフラ関係は堅牢なんですね。
資料館には、我が国電力の生みの親、電力王福沢桃介氏の紹介など見るべきモノ多数あり。一度は訪問してほしい建物です。
入場料は、一般320円。
平成10年5月  国の重要文化財に指定  

あし:名鉄八百津線終点から東鉄バスで20分、バス停「諸田」で下車。
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by hajime_kuri | 2004-03-17 17:21 | レトロ | Comments(4)
a0003784_201311.jpg 村を救った猿神のもとへ輿入れした少女が、夫を殺害して村に戻ってくるという昔話「猿聟入」。そこで語られた供犠と異類殺害の物語は、その後のマンガ、小説、映画などにも繰り返し現れてくるいわゆる物語のフォーマットである。
 過去の民話と現代のサブカルチャーを通底するものは「通過儀礼」である。通過儀礼とは、ムラなどの閉鎖された秩序の中で、「子供」という神の領域に近い存在を「大人」という社会の一員として内部に取り込むことである。儀礼の後は、青年小屋のような場所にこもった後、社会の一員として仕事が与えられる。近代となってムラ社会が崩壊した後は、ムラを出て「都市」へ行くということが通過儀礼になっていく。しかし、全国がほとんど「都市」となった現在、子供達は「通過儀礼」を失っているのだ。今や、「通過儀礼」は与えられることなく、個人が自力で「成熟」することで果たすしかない。ある意味、なんと厳しい時代ではないか。
 社会が自由になり、自分のすべての選択を自分の責任で果たさなければならないときに、人がその自由の重みの前でおののくように(→実存主義やね)、若者は、「成熟」することにおののいている。
 作者は、せめて、ビルドゥングス・ロマンが、この通過儀礼の間の「移行対象」(いわゆる「ライナスの毛布」や「熊のぬいぐるみ」のように成長の過程で母とかの代替として機能し、成長後は不要となって「捨てられる=殺される」人身御供)となりうるのではないかと考える。そして積極的にそのようなロマンを提供しようという決意表明になっている。
 「タッチ」「ホットロード」「めぞん一刻」から「鉄腕アトム」まで、、「民俗学者」大塚英志が分析するところが面白い。眼からウロコである。創作に携わる人間は必読といえる。

 私も以前、「通過儀礼」もののホラー作品を書いたことがある。↓
 「盂蘭盆会・・・参り(うらぼんえふせじまいり)」(無料公開終了)
 これは、32歳の時、長女が生まれたばかりの時に見たグロテスクな夢がモチーフになって生まれた小説だ。何故そんな夢を見たかが不思議で、文芸仲間の友人が「作品化することでわかるかもしれない」と言ったことをきっかけに書き始めたものである。
 書くことによって、はじめて父(確固たる社会の一員)になるということに、本能的におびえていた自分の心と直面することができ、その心と決着をつけることができた作品である。「小説を書く」ということが、俺にとっての一つの「通過儀礼」だったのだ。
 同じことは俺の他の作品にもあてはまる。その当たりは、また項を改めて書いてみたい。
人身御供論―通過儀礼として...角川文庫←アマゾンへGO!
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by hajime_kuri | 2004-03-16 20:14 | 社会科学 | Comments(0)
a0003784_104712.jpg 先日、映画版を見たので読み返した。で、結論として、映画版は見なくてよい(笑)。また映画だけ見た人は、必ず原作を読んで欲しい。映画だけで判断しては、桐野女史が気の毒だから。

 パートタイマーの主婦雅子はパート仲間が殺してしまった暴力亭主の死体を処理するはめになる。それをきっかけに、彼女たちの平穏な日常が、崩れていく。
 それでも、その「平穏な日常」を嫌悪していた主人公は、その中でたくましさをましていくのである。すごい。作者が女性であるからこそ紬出せた物語であろう。
 読後感は重い、しかし、カタルシスがある。雅子の強さ、「男まさり」のようなかっこよさはなく、ちゃんと「女性の強さ」ならではのかっこよさである。俺と同様、この主人公の強さに喝采を送った読者も多いのではないか。

 昔、「単調で貧しい日常に倦み疲れた独身労働者(つまりは俺のような)」のカタルシスは「大藪春彦」の小説だった。暴力を背景にのさばる連中を、それを上回る暴力で倒していく大藪小説。
 「OUT」を読んで、これは「平穏な日常に倦み疲れた女性」のための小説なのだと思った。桐野夏生は女達のための大藪春彦になったのである(←少し暴論・笑)。
OUT 上 講談社文庫 き 32-3←アマゾンへGO!
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by hajime_kuri | 2004-03-15 10:48 | ミステリ | Comments(4)
a0003784_225620.jpg みなさんは東亜同文書院という日本の大学を知っているだろうか。
 1901年(明治34年)東亜同文会(会長近衞篤麿貴族院議長)によって中国の上海に創立された。日中提携の人材養成を目的とし、戦前海外に設けられた日本の高等教育機関としては、最も古い歴史を持つ。中国・アジア重視の国際人を養成し、ここから日中関係に貢献する多くの人材が育った。
 特に学生達が授業の一環として行った「調査大旅行」は中国各地を調査する学術旅行で、この大学の大きな特徴として伝えられている。
 が、悲しいかな建学の理想とは裏腹に、大戦中はこの旅行すら軍の調査に利用され、学生達も通訳として兵役に赴いたのである。
 この物語の主人公は、日本人ではあるが、沖縄出身(作者の分身である)であり、支配側の日本と支配される側の中国との間に位置する。
 日中両国の学生たちのとまどいやいらだちやあせりを通して、この悲しい運命の大学とその果たした役割を描いている。
 実は、私の母校の愛知大学は、終戦でこの同文書院が閉鎖された時の学生と教授達によって、豊橋に建学された、いわば同文書院の残党のような立場である。そんなこともあってこの本を手にしたのであった。
 戦争と日本による中国支配に利用された国策大学という汚名を着せられていた同文書院の真の姿を伝えたい、そんな作者の声が聞こえるようだ。青春小説としても優れている。

※愛知大学の現代中国学部では、3年次の3週間、学生自身が中国を訪れ、中国社会の実情を多面的に調査。その結果を、中国主要大学の学生との日中学生シンポジウムで発表、ディスカッションしている。これは同文書院の「調査大旅行」に相当するのだ。
朝、上海に立ちつくす―小説...中公文庫←アマゾンへGO!
東亜同文書院大学記念センター

愛知大学

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作者・栗林元は小説を書いています。よろしければお読みください。(Kindle版です)

1988 獣の歌/他1編・栗林元

神様の立候補/ヒーローで行こう!・栗林元

盂蘭盆会●●●参り(うらぼんえふせじまいり)他2編・栗林元

薔薇の刺青(タトゥー)/自転車の夏・栗林元
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by hajime_kuri | 2004-03-10 22:57 | 青春 | Comments(0)
アイルランドを舞台にした「吸血鬼譚」4遍を納めた作品集である。近年、東欧がルーツと考えられてきたヴァンパイア伝説のさらなるルーツはアイルランドのケルト信仰ではないかと言われている。それを下敷きにアイルランド出身の作者が書き上げたものだ。
考えてみると、ヴァンパイアという異教的存在は、ケルトともすごくマッチする。
この作品集は、少し古典的なホラー小説である。バイオレンスやグロテスクという表現はない。じわじわと押し寄せる恐怖である。
それが俺好み。
吸血鬼譚には傑作が多い。
古いところではキングの「呪われた町」、日本ならそれにインスパイアされた小野不由美「屍鬼」でしょう。
吸血鬼譚は作家の創作意欲も魅了するテーマなのである。
吸血鬼譚に対する作家のアプローチは、大まかに下記の2系列だ。
・伝染恐怖=エンターテイメント系アプローチ
ペストなどの伝染病に対する恐怖がバックボーンになっている。噛まれた被害者がどんどん吸血鬼になっていく。追いつめられると、自分も吸血鬼になってしまおうか、と思いたくなるほど。私自身、類似の夢を実際に見た。
これは、自分が自分であることを通していくのが難しくなった、現代の都市生活者や会社勤めの人間には身に迫る感覚ではないだろうか。組織を維持するために、黒いモノを白いと言わなければならないケース。やがてはそれに慣れてきて、本当に白く見えてきてしまう、という経験はないだろうか。
このケースの最右翼が「呪われた町」である。マキャモンの「奴らは乾いている」もそう。ゾンビものもその亜流の一つだろう。同調圧力に対する恐怖である。
・吸血鬼の持つ儚さ=やや文学系アプローチ
日中は無防備状態で昏睡し、血以外を受け付けない体。ある意味、凄く弱い生き物である。この儚さと同時に永遠に続く命、というところから、吸血鬼譚は、「生きる」とか「愛」をテーマに語ることもできる。そのよい例が、萩尾望都の「ボーの一族」や、ルイス・ガネットの「七百年の薔薇」である。小野不由美の「屍鬼」が際だって優れているのは、この部分もしっかりと描いている点。

ホラーの中でも特にヴァンパイアものに関しては、うるさい私が満足した作品集である。再読に耐える作品集だから、買っても損なしだと思う。
ホラーファンなら必読の本でしょうな。

目次

炉辺にて
森を行く道
乾涸びた手
仕えた女

アイリッシュ・ヴァンパイア
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by hajime_kuri | 2004-03-08 23:00 | ホラー | Comments(0)