「読書記録」を中心に、読んだ本、見た映画の記録、書評、ブックガイド、その他日常の徒然ね。


by hajime_kuri

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俺の闘病記 1

a0003784_9190.jpg俺は、糖尿病だ。
もともと学生時代は少林寺拳法部で毎日運動していたから、食事はたくさん食べる方。
で、社会人になって、運動やスポーツから縁遠くなって次第に太りはじめる。
やがて内臓に脂肪が蓄積され、肝臓や膵臓が弱る。
肝臓が弱ったのを自覚したのは、てきめんに酒に弱くなっていったこと。
膵臓はインスリンの効きが悪くなっていったことである。
という経過で、俺は「立派な糖尿病」になってしまったのだった。
糖尿病が深刻になったのは、突然やせはじめたことだ。
栄養の代謝がめちゃめちゃになっていく。
おまけにケトーシス状態が続いていて、ウツ病にまでなってしまい、それでも勤務をするため、パキシルという抗うつ剤を処方してもらっていた。
手足の先は痺れてくる。末梢神経が破壊されていくのだ。
二年前に、このままでは「死んでしまうぞ、俺」と思い立って、2週間ほど教育入院したのである。
退院から1年間、インスリンを注射する生活が続いた。
俗に、「いったんインスリンを注射したら、もう一生注射とは縁が切れない」と言われるが、あれは嘘だった。
むしろ、「インスリンで一刻も早く血糖値を正常域に下げる」ことの方が重要である。
それと運動。
現在、俺は、インスリンの注射はしていない。薬と、少しの食事制限と、運動でなんとか血糖値を正常に維持している。
「大変ですね」と言われるが、実はそんなに大変ではない。
退院以来、毎晩、近所の公園でストレッチ、基本突き蹴りなどを一人練習している。本当は、社会人になってから毎日でもやりたかったのだが、世間体を気にしてやっていなかった。親や妻が、「いい歳をして」というような雑音を発するし(笑)。
でも今は違う。なんといっても「俺、糖尿ですから」という大義名分があるから。
家族公認で、腹筋台やダンベルも買えました。エアロバイクも買いました。週末の運動用にという名目で、欲しかったマウンテンバイクもゲット!
おかげで、入院時にくらべて今は体重9キロ減、Tシャツの似合う体型になった。
夜のトレーニングの成果も上がり、旋風脚とかの跳躍技も出来るようになった(だからどうしたと言われても困るけど、できなかった技が出来るようになるのは嬉しいじゃないですか)
国民の10人に1人が糖尿病予備軍と言われている。糖尿病は怖いと思われているが、かならずしもそればかりではない。
今では、人から「楽しんでますね、闘病を」と言われるほどだ。
ということで、俺が経験した、糖尿病とのつきあい方をしばらく書いて言ってみよう。
カテゴリーはズバリ「糖尿病」である。

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by hajime_kuri | 2004-05-22 09:20 | 糖尿病 | Comments(0)
a0003784_74447.jpg初夏の頃、自動二輪で立ち寄った信州のドライブインで、色とりどりに植えられた花にミツバチが訪れるのを1時間近くも魅入られたように見つめた覚えがある。特に虫好きな人間ではないが、後ろ足にいっぱい花粉を付け、せっせと花を巡るミツバチは、俺の感覚の中では、まちがいなく可愛いらしく感じる部類に入る。
古来よりハチミツは薬であり、高級な嗜好品であった。またミツバチの社会は、多くの学者や文学者の興味を引きつけた。まさにミツバチは単なる昆虫ではなく、神の使いであり癒しである。
養蜂の民族性。東西の文学に現われた人間とミツバチの関わりをさぐる、名著『ミツバチの文化史』の続篇らしい。内容は下記。実に面白かった。ミツバチを飼いたくなったほどである。

目次

第1章 シェイクスピアとミツバチ
第2章 経済学の誕生とミツバチ
第3章 ドイツ古典文学の中のミツバチ
第4章 現代ドイツ文学とミツバチ
第5章 メーテルリンクとミツバチ
第6章 ロシア文学の中のミツバチ
第7章 杜甫とミツバチ
第8章 日本古典文学の中のミツバチ
第9章 江戸時代のミツバチとハチミツ
第10章 浮世絵風の養蜂絵解き
第11章 "蜂群革命論争"始末記
第12章 日本近代文学の中のミツバチ
第13章 詩歌の中のミツバチ
第14章 現代文学の中のミツバチ

この本を読み終え、久しぶりにハチミツ食べたいなあ、と思っていたら、岐阜(日本の近代養蜂発祥の地である)の知人から香典返しに恐ろしく高級なハチミツをいただいてしまった(嬉)。こういう偶然をシンクロニシティと言うそうだが、ミツバチとハチミツ、やはり神様に由来するだけのことはある。今夜さっそく食ってやろう。
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by hajime_kuri | 2004-05-20 07:45 | 評論 | Comments(0)
私の業務の一つにクライアントのWEBサイトを制作したり管理したりというのがある。
昨年そのうちの一つが、サーバの管理を移行するということになった。
NOOコOoニOーシoンズのO*Nネットショッピングサーバーを利用することになり、ついでだから従来のサーバもO*Nに移そうということになったのである。
NOOコOoニOーシoンズの営業の方が、今の業者(俺のところね)さんのサーバは、「高すぎますよ」何てことを盛んに吹いたようである。
実は、このサイトは、イベント情報をクライアントが直接書き込むことが出来るように、CGIプログラムをバリバリに使っている。なおかつ、トップページは、そのイベント情報のテキストを取得して常にニュースヘッダ部分に表示するため、ルートディレクトリのデフォルトオープンするファイルをindex.cgiにしてあるのだ。
これはWEBのスキルがあまり高くないクライアントさんのたっての希望でやむなくできあがったものである。
実は、O*Nのサーバは機能的に四つの段階があり、カスタムCGIが許可されているのは一番高価なタイプだけ。それは、当然、俺の使っている商用サーバより「高すぎる」のであるが、そこは商売だからNOOコOoニOーシoンズもがんばったんだろうなと思った。
でも心配なので、その旨を伝えて「CGIをバリバリに使っているけど大丈夫ですか」とNOOコOoニOーシoンズの営業の方に聞いてみた。
「当たり前じゃないですか、大丈夫です」
そこで移行するファイルの階層構造を表にして、なおかつCGI系のファィルは、パーミションの設定まで添えて業務を引き継いだ。
ドメイン移行の準備や、旧サーバの解約を急がされ、かなりの手間を取らされたわけである。
が移行の前日、予定日を一ヶ月延ばして欲しいという緊急の連絡。
うまく動かないというのである。
ここで営業の方から、サイトを移行する業者にバトンタッチして、再び同じ説明を繰り返したところ、はじめて、CGIのことを知ったらしく、「そうなっていたんですか」って、お前らプロだろう。
大慌てで対処しましたよ。サーバの解約をキャンセルして復旧したり。
この予定日延長騒ぎが、その後半年の間にさらに二回繰り返される。
どうやらCGIを使わずに同じようなサイトを構築し直したところ、「なぜ書き込めないの」とクライアントから大目玉を食ったようなのだ。
で、結局、最終的にはまた管理の仕事が戻ってきたのだが…
どうやら、NOOコOoニOーシoンズの営業の方は「CGIとはアクセスカウンタのこと」だと思いこんでいたようである(,,゚Д゚)
復旧に際して、ぐちゃぐちゃになったWEBファイルのソースをみてびっくりした。
その業者の使っているツールは「IB*のホー**ージ*ルダ」だったのである。
※ついでにWEBデザイナーを怒らせる一番の台詞は「これならビルダでもできるじゃない」ですな(笑)

同様な経験は、某CATVのサーバでもあった。FTPに際して、転送方式を間違えてソースが文字化けとか、一番唖然としたのは、そのサーバ管理者が「パーミション」を知らなかったことか。
しょうがないので、FAXでテキスト(初級シスアドね・涙)のコピーを送って半日がかりで電話で講習しましたよ。
これも、相手が一般企業のシステムやWEBの管理者なら全然あきれたりはしない。むしろこんなことは当然である。
しかし、いやしくもWEBの管理や構築で商売をしているプロの方達だ。これではまずいだろう。その上、広告会社という文化系の会社の50歳近いハゲオヤジ(俺・涙)にそれを指摘されているようでは…。
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by hajime_kuri | 2004-05-15 06:36 | WEB | Comments(3)
a0003784_232528.jpgティーン向けのいわゆる「キャラクター小説」の書き方を指南しつつ、エンターテイメント全般、ないしは物語についての論考を加えた文芸批評である。
「小説家志望者たちが小説家にうまくなれないのは、「私探し」と「小説を書く」という行為をうまく区別できないからのように思えます」
至言である。
物語の舞台や登場人物をどう設定するか。オリジナリティ、「おもしろさ」とは何か。実に実践的な、みるみる書ける小説入門でもある。
でも個人的には、親切に書きすぎるよ、というところ。
ここに語られるような内容やアドバイスは、いずれも作品を創るという実践で、すぐに「体得」していくものであり、あえて教えてもらわなければならないほど、ストーリーテリングに難がある人は、もともと小説を書くと言うことには向いていないのだ、と言い切ることもできるからだ。
小説を書きたいと言いつつ、なかなか第一作が書き出せない人、その多くは、小説が書きたいということと、小説を書く人になりたいということの区別ができないからのように思える(ちょっと残酷か)。
内容は下記目次を参考に。

目次

第1講 キャラクター小説とは何か
第2講 オリジナリティはないけれどちゃんと小説の中で動いてくれるキャラクターの作り方について
第3講 キャラクターとはパターンの組み合わせである
第4講 架空の「私」の作り方について
第5講 キャラクターは「壊れ易い人間」であり得るか
第6講 物語はたった一つの終わりに向かっていくわけではないことについて
第7講 テーブルトークRPGのように小説を作る、とはどういうことなのか
第8講 お話の法則を探せ
第9講 「世界観」とはズレた日常である
第10講 主題は「細部」に宿る
第11講 君たちは「戦争」をどう書くべきなのか
最終講 近代文学とはキャラクター小説であった

単に創作のメソッドというだけでなく、マーケティングなどにもヒントになるようなことが多い本である。
キャラクター小説の作り方講談社現代新書←アマゾンへGo!
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by hajime_kuri | 2004-05-13 23:26 | 評論 | Comments(2)

ウルトラQ dark fantasy

a0003784_01912.jpg鳴り物入りのシリーズ、見ました。
満足している。
「dark fantasy」と銘打ちながら、ただのおとぎ話だったり、ただのファンタジーだったりすることが多い中、本当に看板に偽りのない出来である。
現在5話まで見ているが、第三話が良くできている。
ドラマだとこういった「奇妙な味わい」モノが受けるんだけど、小説だとなかなか受けないんだよな、とほほ。
ということで、よければ私の奇妙な味わいの作品群を読んでやってください。

心獣の詩~THE SONG OF A MIND-BEAST
←できれば18禁
毛布の下←年齢制限なし
盂蘭盆会・・・参り(うらぼんえふせじまいり)←年齢制限なし

思えばここ10年ぐらい、俺って本当に「奇妙な味わい」モノばかり書いているなあ。
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by hajime_kuri | 2004-05-10 00:20 | SF | Comments(1)
a0003784_12273.jpg「アイリッシュ・ヴァンパイア」を紹介したついでにもう一つ吸血鬼譚。
少し古いけど90年代の作品。
舞台は現代のアメリカ西海岸。主人公は長い歴史を持つスプーア一族の長子である。両親の離婚後、会ったこともない父から遺産相続のため、三ヶ月、所有する城で暮らすべしという手紙がくるところが物語の発端である。
物語は登場人物の手紙・日記・宿題などの書簡のみで構成されている。それ自体は別に珍しくもないが、登場人物たちの「同性愛的」な問題などが鍵になっていて「その気」のない小生も少し「どきどき」してしまった。セピア色の薔薇の力で過去を幻視しする謎の父親、その目的は本当に遺産を相続させるためだけなのか?
「薔薇の力」、「不死」、「少年」とくるとこれは往年の名作「ポーの一族」じゃんというあなた、鋭いよ。でも萩尾望都さんの方が古いから、ひょっとしてインスパイアされたのはルイス・ガネットか。むしろ両作品に共通の発想のもととなった、西欧のオカルティックな知識に、当時の萩尾女史が精通していたというところだろう。ガネットにとってこの「七百年の薔薇」が処女作だというから肉食人種はすごいなあ。
ということで、この作品はモダンホラーの傑作であると同時に甘美な「ボーイズラブ」ものにもなっている(笑)
特に、女性にお勧めしたいホラーである。

七百年の薔薇 (上)ハヤカワ文庫 NV (921)←アマゾンへGo!

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by hajime_kuri | 2004-05-09 12:27 | ホラー | Comments(0)
a0003784_232942.jpg旅というものは、その土地についての歴史等を知っていればいるほど楽しい。ましてやその土地が長く憧れ続けた場所であるならば…。
碩学・渋沢龍彦が、それもイタリアを旅した際のエッセイである。もともと発表されるつもりの無かった日記である。庭や建物や絵画や陽光や風などに想起された、自由に羽ばたく彼の知識に酔えばいい、という本である。
また、この本の装丁や製本がいいのだ。文庫サイズでハードカバー。かっちりとした堅さと重さが掌に気持ちいい。本当に角川春樹はこういう本を所有する喜びを知っている。
内容は以下の目次で判断していただこう。

1 シチリアへ
2 ゆがんだ真珠
3 迷宮
4 饗宴
5 イタリア日記

これを読んで、ますますイタリアに行きたくなった俺である。
渋沢龍彦って本当にいかしてる。
イタリアの夢魔ランティエ叢書 (15)←アマゾンへGo!
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by hajime_kuri | 2004-05-06 23:30 | 紀行 | Comments(0)
a0003784_184554.jpg小学生の想を主人公とした、大人向けのホラー作品である。
当時、映画や小説でクライブ・バーカーなどのスプラッターホラーが流行っていた。御大楳図 かずおが満を持して発表した作品である。心理的恐怖より表現的なグロが目立つのは時代のためか。
それでも、第一話「錆びたハサミ」は衝撃的だった。姉の体から、次々にはき出される泥・骨・死んだ子供のおもちゃ等、こんな恐怖の表現は、それまで、どのようなジャンルのフィクションでも読んだり見たりしたことがなかったからだ。このようなオリジナルな恐怖を創出するところに楳図 かずおの非凡さが現れている。
また最終話「影亡者」の恐ろしさはどうだ。
主人公が、非力な小学生であることがさらに恐怖を倍加する。
想は悪夢の中で、邪悪と戦う。悪魔の左手を使い。そして、被害者を癒すのだ、神の右手で。
個人的には、「黒い絵本」というのが恐ろしかった。
神の左手悪魔の右手 (1)小学館文庫←アマゾンへGo!

そして、「黒い絵本」の映像化がこれ。
↓よく出来ている。一見の価値あり。
神の左手 悪魔の右手
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by hajime_kuri | 2004-05-04 18:46 | コミックス | Comments(0)
a0003784_181512.jpg馴染みの薄いイスラムの文化について、宗教、建築、生活様式、歴史など様々な角度からわかりやすく解説している。
イスラムが登場するまで、部族社会のアラブで国家が成立しがたかった訳や、アラブに征服されたペルシアが文化的には逆にアラブを征服していった様子、またモスクやカスバ、キャラバンサライ、カナートなど中近東独特の建物施設から食事に至るまで、実に興味深く分かりやすく説明してある。
最近のイラク関係のこともあって、イスラムについてもう少し勉強しようかな、というときに最適の本。ついでに、あっちへ旅行したくなる本でもある。
内容は以下の通り
第1章 イスラムとはどんな宗教か(イスラム文化を見なおそう
イスラム共同体の成立 ほか)
第2章 建築と工芸の美を求めて(イスラム建築工芸の魅力
モスク、ミヒラーブ、キブラ ほか)
第3章 人と生活さまざま(気温が45度ぐらいになると
土をこねて造るマイホーム ほか)
第4章 西アジアと北アフリカの歴史こぼれ話(昔を語る炭素、石器、土器
暗黒からよみがえった楔形文字 ほか)
不思議のイスラム―トルコ~エ...Trajal books←アマゾンへGo!

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作者・栗林元は小説を書いています。よろしければお読みください。(Kindle版です)

1988 獣の歌/他1編

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by hajime_kuri | 2004-05-04 18:16 | 紀行 | Comments(0)
a0003784_7522.jpg読書マニアである私には、財布の中身がどれほど少なかろうと、明日のたばこ代に事欠くことになろうと、それでも本屋で「手に取ったとたんレジへ行かねばならない」という本が存在する(←こう書くのは何度目だ・笑)。

まだ十五歳のケヴィンとその友人は、父親の会社で工作用の超小型ロボットの開発現場に足を踏み入れた。脳神経に直結して操縦する超小型ロボットでさらに小型の工作機械を操りナノマシンを造るのである。彼らはその極小ロボットを裏庭のミニチュア世界のなかで操り、戦闘ゲームを楽しむ。このミクロロボットの秘密を狙うライバル企業の陰謀に、少年達がロボットを使って戦いを挑むという話。ナノテク+仮想現実技術のハードSFサスペンス。
ホーガンのSFは「星を継ぐもの」以来、ずっと読んでいるが、まったく裏切られたことがない。ハードSFとして揺るがないものがあるとでも言えるだろうか。
特にこの作品は、入院中に読んだと言うこともあり印象的だ。少年が主人公で、ライバルとの戦いがある、ということで、まさに「ハリウッドで映画化してよ」、というホーガンのメッセージがビシバシ伝わってきます。作者名を伏せて読むと、まるでマイクル・クライトンが書いているのかと思うくらい(笑)。ま、それだけ面白く仕上がっている。
余談であるが、小学生の息子が、始めて読んだ大人の文庫本がこれ。その息子は今、私と大須電脳街を徘徊する理系オタクになっている。
ミクロ・パーク創元SF文庫←アマゾンへGo!
作者ジェームズ・P・ホーガンのホームページ 日本語版(作者本人が創っている!)

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by hajime_kuri | 2004-05-04 07:53 | SF | Comments(2)